【法人のお客様】
経営者のみなさまへ
会計事務所が数字の載った詳細な試算表を渡すのは当たり前です。
しかし、当事務所は、試算表を言葉で説明します。
また、損益計算書や貸借対照表をざっくりとした形のわかり安い資料(営業報告書)で提供します。
当然、キャッシュフロー計算書も毎月必ずお渡しします。企業の経営状態がシンプルにわかりやすくなります。
経営者のご希望があれば、本当にほしいデータを特別に加工した形で提供もできます。(別料金)
1.月次処理について
- 月次処理データをメディアでいただきます。併せて証憑等資料をお預かりします。
記帳代行を依頼される場合は、資料をお預かりいたします。
- 当方で入力されたデータの内容が税務上適性に処理されているか会計監査させていただきます。
- 会計監査終了後、試算表と営業報告書等を作成してお渡しします。
1.の資料提供をいただいて5営業日以内にお渡しできるようにしています。
記帳代行の場合は、資料収集状況により処理完了まで時間がかかります。
内容についてご説明しますが、不明な点又はお聞きになりたい点はいつでも照会下さい。
【提供資料】
(1) 月次試算表
(2) 月次・累計キャッシュフロー計算書
(3) 営業報告書
(4) 月次コメント・STRAC図
2.決算処理について
当事務所は、決算日から40日間で申告書作成が完了するのを目標にしております。ただ、実際にはお客様からの資料提供状況で遅延することがありますが、50日以内に完了しているケースが多いです。
決算申告時にお渡ししている基本的資料は、下記のとおり(法人の場合)です。
- 決算申告書の控 (申告書・決算書・勘定内訳明細書・減価償却明細書)
- キャッシュフロー計算書
- 金融機関格付診断書
- 予想損益計算書
- 総勘定元帳・仕訳日記帳 (記帳代行の場合)
- キャッシュフロー計算書
- 年間の資金移動でお金がどのようになっているかはっきりわかります。貸借対照表と損益計算書だけでは、利益がでてもお金はどこにあるのかわかりませんが、キャッシュフロー計算書を見ると、明快です。
- 金融機関格付診断書
- 金融機関がどのような数値を基に企業を判断しているかのひとつのパターンです。金融機関ごとに格付けの評価方法は異なります。都市銀行型でプログラムは作成されており、厳しい内容と某地銀の支店長の評価をいただいています。経営の指針のひとつとして参考にしてください。
- 予想損益計算書
- Excelで作成しています。申告した事業年度の決算書を基にしたものです。役員報酬の決定や今後の経営方針を決める基準となります。これを基に経営者が自分でシミュレーションして予算書を作成されているケースもございます。
3.電子申告
平成19年1月より税理士が代理で申告を行う場合は、納税者の皆様の電子証明書の取得が不要となります。現在、国税庁は電子申告(e-Tax)の推進につとめております。申告書の提出が電子データで送付できるようになりますので、還付等手続きが早く行われて、最終的に納税者の利益となります。
地方税は、eL-TAXとして都道府県が実施しております。
当事務所は、e-Tax並びにeL-TAXによる電子申告実施率を100%となるよう努めています。ご協力をお願いいたします。
※税理士が代理で電子申告する場合、納税者の費用負担は原則ありません。
当事務所では、e-Taxが利用できるようソフトウェア等の費用負担をしております。作業内容からは一工程以上増えています。
電子申告をすれば税理士事務所は楽になりません。
電子申告によるメリットは、税務当局が申告書提出後事務処理面で楽になる点と還付申告の場合の手続きが書面提出より早く行われる(納税者の利益)ことです。